好評だった
、「購入して後悔しやすいもの」続編、②です。
それは、
クランクです!
はあ?クランク?それはないわ、ぜったい必要だし、普通に完成車には付いてるだろう!?
と思ったあなた、すでにやばいかもしれません。
どういうことか?
確かに完成車にはクランクが付いてます。
フレームから組んでもけっこう重要で高価なパーツとして位置づけられています。
しかし、それは、
コンパクトですか?それとも
ノーマルですか?クランク長は?170mm?172.5mm?
わたしはやってしまいました。
店長の
「男なら普通はノーマルクランクだよね~」の言葉に
「じゃあ、ノーマルクランクでお願いします。」と頼んでしまいました。
今から8年前の当時は、コンパクトクランクはまだ標準ではなかったのです。
プロの選手でコンパクトを使う人も少なかったようです。
物によっては完成車にコンパクトを標準で付けているものもあるにはありましたが、かなり少数でした。
それに、わたしはフレームから組んだので、店長の誘導のまま普通にノーマルクランクが装着されました。
そして、向かったのが三河のラルプ・デュエズ初心者坂「田原坂」!(笑)
ロードってフロント2枚、リア10枚の20段もあるので、
「坂なんて余裕だぜ!」と意気揚々とアタックしたのです。
そして、コギコギして行くと、「うっアウターはさすがにきついぜ、、、、
フロントをインナーに落としてと、、、、
あれ、故障かな?」
ギアが入らない!
そして、リアを見たら
おーいっ!
もう最後のギアじゃん!全部で20段あるんだぜ!?もう終わり?
MTBより断然重たいギアしかないじゃんか!
まじか?
くそ重いよ!?
あれれ、今の流行はハイケイデンスで登るんじゃなかったけ?
でも、ありえないくらい重くて、
超ローケイデンスです。
「店長!初心者なめてますね。こんなんとても登れませんわ!」登りながら心の中で叫んでました。
ロードってこんなに重たいギアで乗る物なの?
ええ~っ、、、、、、足がもたんし、、、、心ももたんです~(´;ω;`)ウッ・・
貧脚でデブな初心者にはインナー39、カセット12-25は辛いです。
12-27のカセットがいるのか?
それでも、
ロードとはこういうものだと思い。
私の足が出来てないだけなんだと言い聞かせ、
二度目のチャレンジ、三度目のチャレンジとしたのですが、
やっと30分切ったぜ~!と意気揚々とショップへ行ったら、
「あの坂は速い人はアウターで15分で登る坂だよ~」って言われて、
ポキっと心が折れました。( ̄▽ ̄)
自分の実力を認めることからが始まりの第一歩だ!それが男だろう、、、
わたしは、その場で
「店長!コンパクト・クランク注文します!」と言いました。(笑)
貧脚、初心者、デブにはノーマルクランクはありえません!
それで、結局ノーマルクランクは5回ほど使用したきり、出番はなくなりました。
部品の中でも高いパーツだったのに、、、(´・ω・`)しょぼーん
そして、購入したのはアルテグラグレードの50-34のコンパクト、170mmです。(`・ω・´)キリッ
乗った感触は、非常によく、それでも坂でもう一枚ギアがあるといいなあというくらいの貧脚です。(´;ω;`)ウッ・・
始めから見栄を張らずにコンパクトにしておけばよかったです。_| ̄|● ガックリ
しかし、よくよく調べてみると
わたしのノーマルは50-39でした。コンパクトクランクの標準が50-34ですので、
アウターは同じ50で、インナーは標準のノーマルの42tではなく、39tというクランクを店長がチョイスしてくれたのです。
よく考えると非常に初心者向けのノーマルクランクです。
あるいみベストチョイス!「がんばってノーマルのインナー回せるようになってね」というメッセージが込められたチョイスでした。
店長ごめんなさい。m(_ _)m、自分にはノーマルのままでは自転車が辛くなってしまいますわ。
コンパクト万歳です。
ちょっとコンパクトクランクについてのうんちくを載せます。(by wiki)
コンパクトドライブが脚光を浴びたのは、MTBにおいては90年代前半、ロードにおいては2000年代である。
ランス・アームストロングが軽いギア比で回転数を上げる走法によりツール・ド・フランスで華々しい活躍を見せるようになると、こうした走法の合理性が幅広く認識されると共に、52t-42tのような大きなギアが標準とされることが疑問視され始めた。こうした大きなギアを毎分90回転以上で回せるのは、プロの競技者かそれに近い身体能力を持つハイ・アマチュアだけで、他の多くの愛好家にとっては不要なだけでなく、ロードバイク愛好者の幅が広がり、従来山岳コースやヒルクライム競技に参加していた小柄な(概ね体重60キロ台中盤まで)人々だけではなく、80キロを超える人々もロードバイクに乗るようになったため、さらに従来のインナーギアの大きさが問題視されるようになった。
そこで登場したのが、インナーギアの歯数を34t前後と小さく設定し、アマチュアの脚力でも無理なく回せる軽いギア比を実現したロード用のコンパクトドライブであった。
現在ではコンパクトドライブの概念は広く受け入れられ、グランツールに参戦するような超一流の競技者でも山岳ステージではコンパクトドライブを使用することが珍しくない

最近の完成車にはほぼコンパクトクランクが標準装備されています。これ正解だと思いますよ。
ホビーレーサーはコンパクトで十分だと思います。
わたしは、脚力が付いたらノーマルに戻そうかとも考えたのですが、
坂は出来るだけケイデンスをあげて登ればいいと思い。
そのままコンパクトクランクを愛用してきました。
そして、今年、導入したローターのチェーンリングのQringsも52-36、170mmをチョイスしました。少しノーマル寄りになりました。
平地の巡航速度を上げたいという気持ちから選びました。
これがまた調子いいです。インナー36ということで、カセットの12-27が欲しいところなんですが、今のところ問題ないです。
ただ、岡崎の宮崎の激坂にアタックしたら欲しくなるかもです。
しかし、踏めるように足の方を強化した方がいいかもですね。
ですので最近はエアロバイクの負荷を上げてケイデンス70くらいで脚力をつけるようにしてます。
今回の後悔は、始めは見栄を張ってノーマルにするのではなくて、コンパクトクランクにしといたほうがいいですよ~というお話でした。
がんばってアウター52tで平地を40km/h巡航できるようになるかなあ?希望としては5分くらい?
無理無理、せいぜい1~2分でしょう。
脚力ついても斜度10%越えたら絶対に泣きが入ると思うし、、、、
ピカピカのノーマルクランク、、、、、どうしよう?
クランクは高い部品ですから、チョイスには十分なご検討を!
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