こんばんは、tada no Chicken です。
今日のつぶやきは、久しぶりの工作です。
ズバリ、
改造!『ORTLIEB (オルトリーブ) サドルバッグLサイズ』
です。
『ORTLIEB (オルトリーブ) サドルバッグLサイズ』と言えば、
防水で、軽量、そして、大容量のサドルバッグとして、
有名です!
特にブルベ御用達の防水サドルバックとして人気があります。
ロールクロージャ―タイプのこのサドルバックは、
カタログ値以上にたくさん収納でき、とても重宝します。
サドルバック沼を泳いでやっとたどり着いたと言ってもいい名品です
わたしは、とても気に入ってしまって、
右からマイクロ、Mサイズ、そしてLサイズの3つを所有しています(笑)。
そのくらい素晴らしいサドルバッグなのです、、、、、
が、
このオルトリーブのサドルバッグにはシリーズ共通の残念な欠点があるのです。
欠点があったらダメじゃないの?と思われるかもしれませんが、
ただ、その欠点を補って余りある優秀なサドルバッグなのは間違いないのですよ!
もちろん、そのまま使っても問題はありません。
しかし、それを、改造して、
より使いやすい、より完璧なサドルバッグにしようとするのが
今回の改造です。
『ORTLIEB (オルトリーブ) サドルバッグ』の改造は、
以前、2016/09/21のブログ
ORTLIEB (オルトリーブ) サドルバッグの改造:Mサイズとマイクロ
http://tada44xr400.jp/blog-entry-221.html
で、詳しく紹介させて頂きました。
Mサイズまたは、マイクロを改造してみたい方はぜひのぞいてみてください。
今回は、一番人気のLサイズの改造の紹介です。
(※内容が、一部重複します。)
まず、なぜ改造しないといけないのか?
これを見てください。
これは、改造前のMサイズの中を見た画像ですが、
底と天井に、なんじゃこれ!?
このボコボコと出っ張ったデカい袋ナット!
オルトリーブ の サドルバッグは、
防水の為だと思うのですが、共通して、
このデカい12mmの袋ナットが使われていて、
内部がボコボコして、
容量が少し犠牲になる上に、
物の出し入れの時に引っ掛かることがあって、ちょっと使いにくいのです。
それを、解消するために、
このネジ類を交換するのです。
そして、でっぱりの無いフラットな内側にしてやるのです。
これが今回のミッションです(笑)。
その材料はこちら、
超低頭小ネジ!4×10mmと袋ナットM4、ワッシャーM4です。
ようは、この超低頭ネジをデカい袋ナット側に使って、出っ張りを無くしてやるのです。
つまり、ネジのオス、メスを逆にして、使います。
内側がネジ、外側ナットになるようにします。
(オリジナルは内側がナット、外側がネジになっています。)
これに、防水用のシリコンコーキング
ネジ部分の防水剤とネジ止め剤代わりに使います。
カーマホームセンターで合わせて417円税込でした。
そして、今回は、使った工具、が少し違います。
そのため、かなり早く、改造できました。
実質、1時間かかっていません。
では、工具の紹介です。
こちら、
①マイナスドライバー小
②コンビネーションレンチ12mm
③超短プラスドライバー
➃クロスナットレンチ7mm
中でも、③超短プラスドライバー(バッグの内側から超低頭ネジを締めるのに最適)
➃クロスナットレンチ7mm(袋ナットを締めるのに最適)
この2つはとても活躍してくれました。
では改造手順です。
①まず、サドルバックの内側のデカい袋ナットを、
コンビネーションレンチの眼鏡の方で固定して、
マイナスドライバー小でトルクネジを回し、バラします。
サドルバックに使われているトルクネジですが、
わざわざトルクネジ用のドライバーが無くても、
マイナスドライバーの小で回せますよ。
樹脂パーツを外します。
②バッグの内側から超低頭ねじを刺し、防水とネジ止めの為のシリコンを塗ります。
③取り付ける樹脂パーツにもシリコンを塗って防水します。
このちょっとしたことが後になって効いてきます。
これをしない人が多いので、防水性能が下がったり、
ネジが緩んだりするのです。しっかり防水処理しましょう。
➃樹脂パーツをネジに刺したら、ワッシャーを刺して、袋ナットで仮締めます。
⑤ここで、超短プラスドライバーでバッグの内側の超低頭ネジを固定します。
⑥そして、袋ナットを、クロスナットレンチ7mmで本締めます。
その時、バッグの生地がたるまないように注意して締めます。
全部のネジを本締めして出来上がりです。
中から見ると、底も天井もスッキリ!出っ張りがなくなりました~~~!!!
物の出し入れがしやすい、大容量のサドルバックに変身しました。
そして、ネジの頭に擦れて物に傷がつかないように、
底面に透明フィルムを貼ります。
材料と工具があれば、1時間かからない作業で、
改造が出来ます。材料費は、ざっと1,000円くらいです。
これで、Lサイズのオルトリーブ・サドルバックも改造完了!!!

この改造ミッションでまず大事なことは、
ホームセンターで超低頭ネジを見つけることです。
ちょっと大きめのホームセンターでないと置いてない場合がありますので、
注意してください。
そして、出来れば、超低頭ネジ、ワッシャー、袋ナットすべてステンレスだと言うことありません!
今回の材料を揃えたのは、
前回のカーマホームセンターではなく、
ロイヤルホームセンターで揃えました。
すべてステンレスで揃いました!
完璧です!
自己満足、満タンです。
ぜひ、オルトリーブ・サドルバックを持っている人は挑戦してみてください。
また、サドルバックで迷っている人にもおススメしますよ。
※オルトリーブのサドルバッグの正規品には5年の保証が付いていますが、改造すると保証はきかなくなります。あくまでも個人の責任の上で改造してくださいね。
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