わたしが思う最強のバックパック partⅡ macpac (マックパック)エクスプローラー
- 2018/02/06
こんばんは、tada no Chicken です。
今日のつぶやきは、アウトドア用品
「中型バックパック(38L)買っちゃった!!!」です。
以前、このブログで紹介した、
わたしの思う最強のバックパック!
macpac マックパック の Glissade Classic(グリセード・クラシック)
クラシックな外観で人気の高い、大型のトレッキングパック。
容量:75L、重量:3.15kg、39,960円(税込)絶版の旧モデル
ヤブこぎや川の渡渉が避けられないニュージーランドのトレッキングではこの丈夫で、
防水性の高いバックパックが大活躍します。
ボトムは防水性と耐久性の高い二層構造です。
●2気室のパック
●ヘビーデューティーで、耐候性のアズテックHCキャンバス製(本体:アズテックHC 底部:1000Dナイロン)
●延長式雨ブタ
●サイドとボトムにコンプレッションベルト
●2つのアックス、ポールループ
●雨ブタに2つのジッパーポケット
macpac (マックパック)というメーカーは、ニュージーランドのアウトドアメーカーです。
この20年ほどくらい前から日本でも販売されるようになりました。
日本では、それほどメジャーなメーカーではありませんが、
わたしが今から24年前にオーストラリアを訪れたときはアウトドアショップでは、
かなりメジャーなブランドでした。
オーストラリアやニュージーランドでは超定番商品でした。
この重量が3Kg以上もある重たい、
デザインも古そうなバックパックが、
なぜ最強なのか?
今ならメジャーなバックパックのグレゴリーバルトロ75ならば同じ容量で2.42kg。
軽いバックパックで有名なメーカーものだと2kgをきるものまであります。
軽さが正義となってきているアウトドア用品の中では時代遅れと言われてもしょうがない重さです。
それは、そのバックパックに使われている素材、
「AZTEC」アズテックが最強だと思うからです。
Aztec とは?
※以下はホームページからの引用です。
ヘビーデューティーで、耐候性のアズテックHCキャンバス製
Macpacの性能を支えている
ハイブリッド素材「AZTEC」アズテック。
macpacが高品質なパックを追及した結果、独自に研究、開発した素材が「AZTEC®」です。
「AZTEC®」は摩耗に強いコットンと、腐食に強いポリエステルの混紡糸を織り合わせたハイブリッド素材。
この生地専用に設計された織機によって、高密度にしっかり織り上げた後、防水液を浸透させることで、2つの素材の長所をより高めた強靭な生地が生まれました。
「雨に強く」「丈夫で」「永く使える」という性能を、シンプルに、頼もしく実現した素材です。
1979年以来の実績を持つこれらの製品は、世界の本物を愛する人々に支持され新素材が続々登場する世の中にあって、独特の存在感を放っています。
●強い耐水性:
現在のアウトドア用パック素材のナイロンが主流になっています。ナイロン繊維に耐水性をもたせるために使われているのがPUコーティングです。しかし、このコーティング処理には残念ながら寿命があります。
普通のバックパックは劣化してしまうため、寿命が10年もたないくらいだと思います。
Aztecはコットンとポリエステルを織り合わせたハイブリッド繊維できています。Aztecは生地の段階で特殊なワックスに浸して、繊維の一本一本に防水液を浸透させて耐水性を確保しています。生地の段階で耐水加工することにより、繊維全体にまんべんなくワックスで埋めつくすことができ、堅牢な耐水性を実現しています。また、耐水性の上で弱点となりやすい縫い目は、ナイロンを芯にコットンを巻いた特殊な糸で強固に縫製されます。
雨が降ってパックが濡れるとAztecの素材で使われている自然繊維のコットンは、化学繊維にない特性で膨張します。 膨張することによって素材間を密にしたり、縫い穴を塞ぐことによって内部への水の浸入を防いでいるのです。この効果は、自然現象なので長期的な使用によって劣化するとなく半永久的に持続します。
素材自体が強い耐久性をもちコーティング処理を必要としないAztec製のパックは、たとえ年月を経て酷使されても耐水性が失われることはありません。
●高い耐久性:
フィールドでの酷使に耐えるようシンプルな構造にデザインされています。また、縫製も糸や針のひとつをとっても耐久性を高める技術に余念がありません。
Aztecは磨耗に強いコットンと、磨耗と腐食に強いポリエステルを織り合わせたハイブリッド繊維できています。
Macpacはこの繊維を専用に設計された織上機で非常に強い力で固く織り上げることによって両者のよいところを相乗的に高めることに成功しています。 Macpacは、Aztec素材のパックの製造過程でも工夫を凝らしています。縫製するにあたって、ミシン針の熱から縫い糸を守るために、ナイロン芯の外側にコットンを巻いた特殊な糸を用いています。これによって縫製部分の防水性を高めていますが、結果的にパックの強靭さをも高めているのです。
●ロングライフ:
経年劣化の少ない素材、縫製方法、デザインを採択したことで、驚くほどの長期間、あなたの背中で活躍します。
パックの素材として、Aztecを採用していることは、リタイアよりリペア、の思想にかなうものです。耐久性が高く、年月を経ても防水性が衰えないからこそ、リペアすることで持続可能になるのです。Macpac製品のロングライフという部分においてAztecは多大な貢献をしています
昔わたしが使っていたお気に入りのオスプレイのバックパックも15年以上経ち、加水分解が進み、中がベタベタして変な匂いがして、内側のコーティングがボロボロになってしまいました。( ;∀;)
テントなども顕著で、シームテープ等がボロボロになり防水性は皆無となってしまいました。
普通のバックパックなどに使われている素材は、大抵防水の為にPU(ポリウレタン)コーティングがされており、
ポリウレタンは水と反応する→加水分解=劣化
水と反応するので空気中の湿気にも反応する。
こうした流れで経年劣化で加水分解してしまい、ベタベタ、ボロボロになり、
防水性、対候性、強度等が落ちてしまい
寿命はだいたい10年くらいと言われています。
※あと、これは性能には関係ないのですが、Aztec(アズテック)は、キャンバス地をつかっていることで、色が抜けデニムのような風合いで味が出てきます。それでも防水性は落ちないところが凄いのですが、わたしはこれが物を永く使う上でとても重要な要素だと思っています。永く使えば使うほど思い出とともに味がでてくる。
それはとてもエコなことでもあると思います。
そんなことからわたしはこのmacpac (マックパック)の素材:Aztec(アズテック)を押しています。
このあたりは、以前もブログでご紹介させていただきましたので、
記事に重複するところが多々ありますけど、お許しください。
では、では、
お待ちどおさまです。
今回、手に入れたのは、中型のバックパック:容量38Lです。
macpac (マックパック)Explorer(エクスプローラー)サイズS2(38L)
既に廃盤になっているので、もう新品は手に入りません。
ですので、今回は、中古でかなり状態のいいものを見つけて手に入れました!
どうですか?なかなか渋い色使いです。
わたしは、スナフキンカラーと呼んで、
気分だけでも大好きなスナフキンになっています。
フロントにコンプレッション付きジッパーポケット。
容量75Lのグリセード・クラシックの約半分の容量、38Lです。
重さは、2.1kg。やはり、ちょっと重いですね。
背負った感じは、なかなかいいです。作りもかなりしっかりしています。
macpac らしくヘビーデューティーですね。
コンプレッションのベルトがこれでもかと付いていて、
体にピッタリ背負うことが出来ます。
サイズは2です。
雨蓋を開けたところ。
内部はアズテック素材で1気室になっています。
ハイドレーション対応。
これが、Aztec(アズテック)素材です。
さらに拡大すると、目が詰んでいて絨毯の様になっています。
これが、コットンとポリエステルを織り合わせたハイブリッド繊維です。
水を含むとさらに目が詰まって、防水効果が高くなるらしいです。
これが、長年使うと擦れて色落ちしたりして風合いが出て来ます。
下のグリセードは、あの高橋庄太郎さんの旧型グリセードです。
めちゃめちゃカッコよくないですか?
マットな感じ、ヤレ感が味があっていいですね。
相棒というか戦友という感じがします。
わたしでは、ここまでいい感じにヤレるまで、使い込めないだろうなあ、、、、
ということで、年齢的にも
わたしには、今回手に入れた macpac エクスプローラーと
以前手に入れた macpac グリセード・クラシックが
一生物のバックパックになりそうです。
最低20年以上は使えそうですものね。
何歳まで、、、いつまで担げるか、、、、
自分の方が寿命が短いかも、、、、( ̄ω ̄;)ぐむぅぅ・・・
ところで、
今回、このお宝を手に入れたところは、
ヤフオクではなくて、
こちら、
https://rakuma.rakuten.co.jp/home/
ラクマです!
最近はやりのフリマアプリ、、、、
メルカリが有名ですが、ラクマも最近ダウンロード数を伸ばしているようです。
オークションと違って、即決価格で出ているので、勝負が早いです。
初めて使ってみたのですが、このラクマは、楽天のフリマアプリということで、
楽天ポイントで購入できるんですよね~~~~(^▽^)
貯まっていたポイントで買っちゃいました。
ですので、大事な自転車貯金には手を付けていませんよ!(笑)
現行品のアズテックを使ったバックパックたちです。
昭和40年代男には、
よほどヘビーに使わなければ一生物になるかもしれません。
macpac(マックパック) Weka 30 ウェカ30 もいいですねえ。
素 材:AZTEC HP 8OZ.CANVAS、840D NYLON ※お取り扱い注意:この製品は素材の特性上、濡れた状態や摩擦などにより色落ち、色移りする場合がありますのでご注意下さい。
macpac (マックパック)エクスプローラー(38L)より、
一回り小さい28Lというのが気に入りました。
現行品では他にウェカ40(40L前後)というのもあります。
このウェカシリーズは、よりシンプルでカッコいいですねえ。
アズテックの面積も広いので経年変化がより楽しめると思います。
現在のアズテックは2バージョンになったようです。
macpac (マックパック)エクスプローラーは AZTEC PLUS が使われているようです。
確かにグリセードと比べると薄くて軽い生地です。
こちらもおススメ
macpac ゲッコクラッシック 35L
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生きる勇気になります。(笑)