「ちょっと丈夫な安い炭素鋼のナイフが欲しい。」
- 2018/03/31
こんばんは、tada no Chicken です。
今日のつぶやきは、アウトドア用品
「モーラ・ナイフ Companion Heavy Duty MG 買っちゃった。」です。
わたしの考えるアウトドア用品、冒険用品の三種の神器は、
ナイフ、ランプ(ライト・火)、カバンです。
ピンと来た人いらっしゃいますでしょうか?(笑)
宮崎駿映画の「天空の城ラピュタ」のエンディング曲で歌ってますよね。
「ナイフ、ランプ、カバンに詰め込んで~~~」(⌒∇⌒)
今回は、その三種の神器のひとつ、ナイフです。
この前3月27日のブログで、最後の方に
「ちょっと丈夫な安い炭素鋼のナイフが欲しい。」とつぶやいたのですが、
早速、手に入れてしまいました!
モーラ・ナイフ:コンパニオン ヘビーデューティーMG
amazon 価格:2,592円 通常送料無料(2018年3月31日時点)
ブレード素材:カーボンスチール(炭素鋼) ハンドル素材:ラバー
刃長:約104mm 全長:約224mm 刃厚:約3.2mm 重量:約101g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
何と言っても、お手頃価格!!!3,000円しません。
うーん、良心的だ!
じゃん! |
モーラ・ナイフ:解説
スウェーデン中部のモーラ地方は昔から痩せた土地で農作物があまり取れなかったので、豊富にあった木材と鉄を利用して家具などが盛んに作られ、作業に必要な道具としてナイフも作られるようになりました。
1600年頃には切れ味の良いナイフが作られることで有名な地域となり、1891年にモーラ―地方の郊外でモーラナイフが設立されました。
職人たちの手で伝統的に受け継がれてきた丈夫な刃造りの技法で生み出された刃と握り易いグリップを量産して組み合わせることで質の高いナイフを生み出すことに成功。
赤い樺材で作られた印象的なグリップのナイフは現在でもナイフと言えばスウェーデンの多くの人がこのクラッシックモーラナイフを想いうかべる程、シンボル的な存在になりました。
2005年には系列の2つの会社が合併しMora of Swedenとしてさらに最新のテクノロジーを加えた幅広いラインナップのナイフを製造し続けており、その品質はスウェーデン国王からも高い評価を受け、スウェーデンを代表するメーカーのみに与えられる王室御用達の認定を受けています。
安価でバトニング(薪割)、ブッシュクラフトできるナイフ!
安いので、道具として遠慮なくガンガン使えそうです。
ブレード素材は、あえて、カーボンスチール(炭素鋼)を選びました。
ステンレスに比べて、錆びやすいですが、ちゃんと研いで手入れすれば、切れ味はカーボンスチールに軍配が上がります。
わたしは、へなちょこナイフ使いなので、本来はメンテナンスの簡単なステンレスを買うのがいいとも思ったのですが、カーボンの切れ味の良さを体感してみたいのと、安いこのナイフで手入れと研ぎの練習をしようと思って、初めてカーボンスチールのナイフを買いました。(ステンレスナイフはいくつか持っています。)
刃厚は、厚くて約3.2mm あります。
実際に測ってみたら、3.25mmでした。
別のモデルでモーラナイフ :コンパニオンシリーズ ステンレス モデルは、
刃厚:約2.5mm で、ちょっと薄いです。それが、カーボンスチールの Heavy Duty MG の方を選んだ第2の理由です。
バトニングするのには厚い方がいいと思ったからです。
グリップはラバー製で滑りにくく握りやすいです。
新品の状態で、研がずに紙を切ってみました。
まあまあの切れ味です。わたしには十分。
ナイフの世界というか、刃物の世界、特に鋼材の種類の話になるとかなりマニアックで、難しい話になるので、ちょっとだけ簡単にお話を、
刃物の材質は、単純にカーボンとステンレスの2種類ではないそうです。鋼材に含まれる不純物の量で特徴が大きく変わるのです。カーボンとステンレスの違いも、結局はクロムの含有量でしかありません。クロムが10.5%以上だとステンレスとなるようです。
ですから、ステンレスでも、炭素の含有量が多いステンレスであれば、切れ味が良くなります。ただ、炭素が多く含まれるその分だけ錆びやすくなります。カーボンもまた同じで色んな種類の鋼があります。
つまり、少し錆びやすいけど、切れ味がいいステンレスナイフとか、少し錆びにくいカーボンナイフだとか、たくさんの例があるそうなのです。
じゃあ、このモーラのコンパニオン ヘビーデューティーMGは、どういう特性の鋼材を使っているのか?
ただ、カーボンスチールとしか表記はありません。
公式サイトでは、硬度がHRC58-60と紹介されています。
ちょっと調べてみたら、HRC58-60ということは、高炭素刃物鋼としては、硬い部類のものになるようです。
まあ、要は、ナイフや刃物に使われる鋼材は、何種類もあって、それぞれ特性が違うらしいです。
ですから、ナイフに使われる鋼材もピンキリですし、用途、好みによっても違うので、
高価ならば良い刃物とは単純に言えないということらしいです。
そういう点からいえば、このモーラのナイフは、安くてまあまあ使えるとてもコスパの高いナイフで人気のナイフということらしいです。
25年位に前に買った、安物のステンレスのダイビングナイフが、研いでもどうしても全然切れなくてムカついた思い出が強烈にあるので、刃物は切れてなんぼと思い、ちょっと高いBUCK(バック) フォールディングハンター110という ステンレスのナイフを買ったりしました。でも高価(当時1万円位したと思う)だと思いっきり使えないんですよね~。
貧乏性というんですかね。( ̄▽ ̄;)
本当は、ステンレスモデルの刃厚:約3.2mmのガーバーグが欲しかったのですが、
どうせ、また大事にしすぎて、ガンガン使えないと思いまして、
コンパニオン ヘビーデューティーMGにしたのです。
でも、海とかで使うならこのステンレスモデルのガーバーグしかないですかね!?
モーラ・ナイフ:Garberg Multi-Mount
amazon 価格:11,340円 通常送料無料(2018年3月31日時点)
ブレード素材:ステンレススチール ハンドル素材:ポリアミド
刃長:約109mm 全長:約229mm 刃厚:約3.2mm 重量:約170g(ナイフのみの重量)
付属品:マルチマウントシース, ベルトループ
生産国:スウェーデン
それか、刃厚:約2.5mm なのを我慢して
モーラ・ナイフ : コンパニオンシリーズ ステンレス
amazon 価格:2,052円 通常送料無料(2018年3月31日時点)
ブレード素材:ステンレススチール ハンドル素材:ラバー
刃長:約104mm 全長:約219mm 刃厚:約2.5mm 重量:約84g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
総じて、このモーラのナイフはおススメですね。
2,000円前後でこの使い勝手の良さは、
道具としてホントにちょうどいいと思います。
モーラ Garbergはちょっと高すぎますね。( ̄▽ ̄;)
だって、コンパニオン ヘビーデューティーMGが4本、
または、コンパニオンシリーズが5本も買えるんですよ!!!
性能も5倍なんてこともないでしょうしね。
2,000円前後のモーラが、やっぱり
おススメです。(`・ω・´)キリッ
コンパニオンシリーズのカーボンスチール(炭素鋼)モデルもあります。
カーボンスチール(炭素鋼)のメンテは、普通、刃物用防錆椿油なんかを塗っておくんですが、
しっかり水分を取って、オリーブオイルとか食用油を塗っておけばOKと聞きました。
それなら、一々椿油なんか持たなくても、キャンプの調理用油で十分ということですよね。
これなら、何とか錆びさせずに使えるかなあ?
そして、大きめの砥石も忘れずに購入しました。
ガンガン使って、ガシガシ研ごう!
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